使用するたびに消費していくアイテムです。基本的に消耗品はSSサイズのアイテムで、「回復アイテム」「戦闘補助アイテム」「矢」「弾丸」に分類されます。
▼回復アイテム/戦闘補助アイテム
使用する事によって特殊な効果を発揮するアイテム類です。その中でHPやMPを回復したり、バッドステータスを解除したりするものは「回復アイテム」、敵にダメージを与えたりするものや呪文石、また魔道で使用する呪文石の素材などが「戦闘補助アイテム」に分類されます。
全ての回復アイテムと戦闘補助アイテムは以下のデータを持ちます。
「名称」:そのアイテムの名前です。
「GP」:そのアイテムがゲーム中に登場するために必要なゲートパワーです。
「スタック」:そのアイテムをスタックする際の個数の上限です。「アイテムのスタック」の項を参照してください。
「価格」:購入する際の基本的な値段(円)です。
「使用」:そのアイテムを使用する際にかかる時間です。「戦闘:使用タイミング」を参照してください。
「効果」:そのアイテムを使用した際に現れる効果や使用する際の制限です。
・回復アイテムを他人に使う
戦闘中、「回復アイテム」を自分以外のキャラクターに使用するためには片手、もしくは両手に「素手」を装備している必要があります。自分に回復アイテムを使用する際には特に制限はありません。
・呪文石
呪文石は消費する事によってMPを消耗すること無くその呪文石にこめられた魔界魔法の特技を一度だけ使用することが出来るアイテムです。使用者は呪文石を使用する際に、「オート発動」か「通常発動」かのどちらかを選択する事ができます。
「オート発動」を選択した場合はその判定は自動成功したものとし、威力は使用者の「魔界魔法の系統レベル」と「魔力ボーナス」から算出します。自動成功に関してはRBP.210もしくは「戦闘:自動成功」の項を参照してください。
「通常発動」を選択した場合、使用者はその特技を修得しているものとして判定を行ないます。例えば「アギラオンストーン」を「通常発動」で使用する場合、使用者は「魔力-10」%の判定が必要となります。「通常発動」を選択した場合、使用者は「集中」や「高度な技」を宣言することが可能です。威力の算出方法は「オート発動」を選択した場合と同様です。
・呪文石と「カルトマジック:魔道」
呪文石は「カルトマジック:魔道」とも極めて関係が深いアイテムです。呪文石の使用者が「カルトマジック:魔道」を修得している場合、「通常発動」を選択した場合は判定値の基準を「魔力」の代わりに「知力」で行う事ができます。技能によって判定に受ける修正などは「魔力」を基準にして行なう場合と同様です。
また、威力を算出する際は、使用者の「魔道の技能レベル」(「カルトマジックの系統レベル」ではない事に注意してください。)と「知力ボーナス」によって算出する事が可能です。それ以外は通常の扱いと同様に扱います
・呪文石と上級魔道書
呪文石の使用者が上級魔道書によって特定の技能にボーナスを得ている場合、条件が合致するならば呪文石によって使用する特技にもこれが適用されます。
たとえば「紅蓮の石版」に10点の宿命を割り振っているキャラクターが「アギラオストーン」を使用する場合、「通常発動」を選択した際の判定に+10%、威力ダイスに1個のボーナスを得ます。当然ですが、このキャラクターが「ブフストーン」などの他の技能の特技の呪文石を使用しても「紅蓮の石版」のボーナスは適用されません。ボーナスを得るためにはその技能に対応した上級魔道書が必要となります。
▼矢
弓から射出される矢全般を指します。弾丸に比べて特殊な効果を多く持ちますが、スタックできる数があまり多くないのが悩みどころです。
▼弾丸
銃から射出される弾丸です。使用する銃ごとに専用の弾丸を用意する必要があります。例えば、「モーゼル・ルガー」のために購入した弾丸を「トカレフ」に使用することはできません。「トカレフ」を使用するためには、「トカレフ」用の弾丸を購入しなければならないのです。これは「炸裂弾」や「銀の銃弾」などについても同様です。